2015年11月の読書 [読書]
11月は、3冊。
1 「曽呂利」(谷津 矢車) ★★★
新聞の書評を読んで興味を持ったので読んでみました。「一日目は米一粒、二日目はその倍の二粒、三日目は倍の四粒・・・」で有名な曽呂利新左衛門の物語です。その生涯を詳しくは知らなかったこともあり、楽しく読むことができました。どこまでが真実かはわかりませんけどね。
市立図書館で借りました。
2 「神様のカルテ0」(夏川 草介) ★★★★
神様のカルテシリーズの第4弾は、第1冊目よりも時をさかのぼっての4つの短編集。医師国家試験を目指している一止たちを描いた「有明」、一止が来る前の本庄病院を描いた「彼岸過ぎまで」、本庄病院で研修医を始めたころの一止を描いた「神様のカルテ」、一止と結婚する前の榛名を描いた「冬山記」。いずれも楽しく気持ちよく読むことができました。いいです。
amazonで購入。
3 「杯が満ちるまで」(鈴木 真弓) ★★★
静岡地酒研究会を主宰されている鈴木さんが、静岡の地酒を愛する気持ちを丁寧に表した本です。「飲む」で静岡の地酒を提供する居酒屋などを、「買う」で静岡の地酒を販売する酒店を、「醸す」で静岡の地酒を造る蔵元と杜氏を紹介してくれています。静岡の地酒好きにはたまらない一冊です。
戸田書店で購入。
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