2018年2月の読書 [読書]
1月は読み切ったものがなかったのかなぁ。
今月はとりあえず3冊。
1 「銀河鉄道の父」(門井 慶喜) ★★★★
今回の直木賞受賞作。宮沢賢治の父、政次郎からみた賢治。お父さんってそうだよねと思いながら、後半は政次郎の気持ちになって読んだ感じです。宮沢賢治の作品はある程度知っていても、人物はほとんど知らなかったので新鮮でもありました。直木賞受賞、納得です。
市立図書館で借りました。
2 「火定」(澤田 瞳子) ★★★★
(かじょう) とふりがながふってありました。今回の直木賞候補作。寧楽(なら)が都の時代だから、平城京の時代のバンデミックを描いた作品。迫力あります。
施薬院で働く蜂田名代(はちだのなしろ)は仕事が嫌でたまらなかったが、裳瘡(もがさ=天然痘)の流行に忙しく働くうちに、そして里中医(町医師)である綱手の働きぶりに感化されて。。。高志史広道(こしのふひとひろみち)、猪名部諸男(いなべのもろお)、宇須(うず)、虫麻呂などの人物も存在感あります。
市立図書館で借りました。
3 「蔵を継ぐ」(山内 聖子) ★★★
日本酒業界を牽引する5人の若き造り手たちの話。寫樂、廣戸川、白隠正宗、十六代九郎右衛門、仙禽。
小杉さんからもらった本。
2018-02-03 10:44
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