2018年6月の読書 [読書]
今月は、1冊。
1 「熱海の奇跡」(市来 広一郎) ★★★★★
これはお薦めです。是非、読んでください。「衰退した観光地」の代名詞になっていた熱海はなぜ再生できたのか、と帯に大きく書いてありますが、その下に小さく書いてある”人口減少時代の魅力ある地域づくりのあり方”の方が正確な読み方かなと思います。
市来さんのことを知ったのは2009年。オンたまをやっている若者がいると。でも会ったのは2010年、私が商業まちづくりを担当するようになってからだと思う。あたみシール会館2階でのワークショップに参加させてもらって、清水義次さんともお会いし、「熱海を歩くときは挨拶しながら」というようなことを発表した気もするw。
この本には、市来さんの熱海での活動の歩みが書かれています。それも困難な歩みが。私は熱海には時々出かけて行くだけだったけど、ああ、そうだっけなぁ、そんな顔してたときもあったなとか思いながら読みました。私は、市来さんのプロセスがすごくよかったんだと思っています。リノベーションまちづくりを成功させるには下地が必要だと。そして、たった一人から街は変わるんです。
Amazonで購入。
2018-06-09 02:04
nice!(1)
コメント(0)
共通テーマ:本
共通テーマ:本
コメント 0