2017年3月の読書 [読書]
今月も、結局2冊。
1 「十二人の死にたい子どもたち」(冲方 丁) ★★★
この前の直木賞候補作。みんなで死のうと十二人のこどもたちが集まるが、そこにはすでに一名が眠りについていた。なぜ?
久しぶりに小説を読んだかな。気になってどんどん読み進みましたが、途中からなんとなく流れがわかってきた。なぜか刑事コロンボを思い出した。もちろん全然違うけど。
市立図書館で借りました。
2 「この青い空で君をつつもう」(瀬名 秀明) ★★
だいぶ前に買って読んでいなかった瀬名さんの静岡を舞台とした小説。静岡高校美術部の藤枝早季子を主人公に、病気で亡くなった同級生の望月和志との折り紙を通じた未来のつながりを描いている。
瀬名さんの小説はロボットものを多く読んでいて、この小説も工学系の技術を題材にしていますが、小説としてはちょっとうまく気持ちが入ってこない部分もあったかな。でも、うちの娘が10年ほど前にここの美術部でしたので、渾名のこととかステンドグラスとか、その点では十分楽しめました。
たぶん、谷島屋書店で購入。
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