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W杯2010kage通信第29号(スペイン優勝) [サッカー]

皆様

決勝戦から2日。落ち着いて振り返ってみましょう。
スペイン1-0オランダ(延長)
早朝ですけど、南アフリカ産ワインを飲みながらTV観戦しました。3位決定戦は毎回面白い試合ですけど、決勝戦は緊張感はありますけど、試合そのものは面白くない場合が多いです。今回は緊張感の持続する、決勝戦にしてはいい試合だったのではないでしょうか。ただ、試合終了直後にオランダの選手が審判に猛抗議するなど、前回(ジダンの頭突き退場)に引き続き後味の悪い試合ではありました。
立ち上がりはやはりスペインのペース、そしてオランダのペース、またスペイン、オランダ・・・・試合の流れというものがあるから不思議ですよね。この”流れ”というものをいかに生かすか、流れをかえないようにするのか、そういう点で試合をみるのも面白いです。この試合の決勝点も、スペインからオランダに流れが変わったところを、審判のミスでスペインに流れを戻してしまったときに決まっていますよね(スナイデルのFKがセスクにあたっているのにコーナーキックにならなかったシーンです)。終わってみればイニエスタが決勝点をあげたのが必然という感じがしますけどね。
結局、勝敗を分けたのは監督の采配でしょう。スペインはヘスス・ナバスとセスクの投入はずばり的中。オランダはなぜここでエリア?どうしてもエリアだったらロッベンとの交代でしょう。攻守に献身的だったカイトを代えたのは最大のミスですね。結果論ですけど、エリアが奪われたところから決勝点が生まれています。
それにしてもスナイデルはスーパーです。なんだ、あのパス。人間じゃねぇ、という感じですよね。ロッベンがしっかり決めていればMVPはスナイデルだったでしょう。

南アフリカ大会は欧州大会と同じ、という予想だけですね、当たったのは。あっ、ビジャの得点王もいちおう当たりかー。
オランダが優勝ならば、もともとイギリスの前に南アフリカを植民地としていたのはオランダだったので言い訳できるなと思っていましたが、スペインでは何も言い訳することができません。アフリカでの開催は何が起こるかわからないということで例外的な大会ということにしておきます。

さて、ベスト11。4-4-2にしてみました。
GK:カシージャス(スペイン)
DF:プジョル、セルヒオ・ラモス(スペイン)、ファン(ブラジル)、フシレ(ウルグアイ)
MF:ミュラー(ドイツ)、スナイデル(オランダ)、シャビ(スペイン)、シュバインシュタイガー(ドイツ)
FW:ビジャ(スペイン)、フォルラン(ウルグアイ)

補欠はGK:ベナーリオ(スイス)、DF:ピケ(スペイン)、フリードリッヒ(ドイツ)、マイコン(ブラジル)、ファンブロンクホルスト(オランダ)、MF:ファンボメル(オランダ)、エジル(ドイツ)、メッシ(アルゼンチン)、ドノバン(アメリカ)、FW:クローゼ(ドイツ)、ジャン(ガーナ)

MVPはフォルランで異議なし。裏MVPもウルグアイのスアレスですね(笑)。
感動シーンNo1はテリー(イングランド)が頭を投げ出してクリアしようとしたところでしょう。
?シーンNo.1はベントナー(デンマーク)がソックスを赤マジックで塗っているところ(笑)。

さて、総集編ですが、NHKは早くも放映してしまいましたね(7月12日(月)22時から)。少し見ていましたが、デンマーク敗退のシーンは見ていられなくて消してしまいました。スカパーはこれからです。
スカパー 2010WC総集編 7月16日(金)22:30~24:30ほか
NHKはBS-hiなら再放送があるようです(7月30日(金)0:45~2:03)。

2014年はブラジル大会です。南米勢対ドイツというところでしょう。今から楽しみです。

では4年後にまた!

影山


2010-07-14 04:57  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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