求天記 (加藤 廣) ★★★ [読書]
加藤さんの新作は、宮本武蔵の物語。大河ドラマも挫折したので、武蔵のことはよく知らなくて新鮮でした。
新免衆の武蔵(たけぞう)から、剣豪・宮本武蔵(むさし)、ときには藤原玄信と名乗って江戸や大阪城でも活躍? 武蔵は悩みながら、仕官の道を探していたんですね。大阪冬の陣での真田信繁、大阪夏の陣では水野勝成、姫路の本多忠政、小倉の小笠原忠真、最後は肥後の細川忠利。そして泰勝寺へ。
最初の養子・三木之助との楽しい旅、そして別れ。巌流島での佐々木小次郎との対決も、細川家の切支丹弾圧政策の一環だったとは。ほほうと思うことが多かったです。武蔵は少し生まれるのが遅かったのかもしれませんね。いや、ちょうどよかたtのかな。
市立図書館で借りました。
2010-07-14 06:11
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