南の子供が夜いくところ (恒川 光太郎) ★★★ [読書]
何回も借り直してようやく読みました。いや、時間がかかったわけではなく、ただ、単に本をたくさん借りすぎだっただけです。
7つの連作短編集ですが、「夜市」の恒川さんらしく、ホラーの要素が大なり小なりちりばめられている。というより、ベースがファンタジーホラーかな。
「南の子供が夜いくところ」「紫焔樹の島」「十字路のピンクの廟」「雲の眠る海」「蛸漁師」「まどろみのティユルさん」「夜の果樹園」
呪術師のお姉さん、ユナは120歳。一家心中する予定だった一家を別々に働かせ、タカシはトロンバス島の”教授”に預ける。ユナの過去、トロンバス島の不思議等。もちろん、ただ怖いだけの話ではないところがいいですね。
市立図書館で借りました。
2010-06-25 01:12
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