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あらためて教養とは (村上 陽一郎) ★★★ [読書]

 村上陽一郎さんの本だと、ふと手にして買ってしまいました。二度ほど会話を交わしていただいた記憶がありますが、この本を読んで”ああ、こういう感じ”だと改めて思いました。「安全学」も読みましたし、STSの分野でも必読の方です。 『教養』とは何か。「世間に埋もれながら自分を高く持すること。それを可能にしてくれるもの」だと、巻末の「教養のためにしてはならない百箇条」の中で著者は言う。この百箇条はなかなか楽しい。その根本をなすのが、何度も出てくる『規矩』(きく)、つまり「分に過ぎた」ことはしないという”ものさし”。ディーセンシ―。
 ギリシャやローマの”古典”はイスラム世界からキリスト教世界にやってきたとか、それが大学誕生のきっかけになったとか、ラテン語などの意味まで楽しい話が満載です。リベラル・アーツの意味も。
 そして村上陽一郎さん自身を育てた書物たち。夏目漱石と宮沢賢治、そして藤沢周平と山本周五郎。現代作家では北村薫さんの名前が出てきます。
 もっと教養を身につけたいと思うのですが、遅すぎたかな。

 谷島屋書店で購入。

あらためて教養とは (新潮文庫)

あらためて教養とは (新潮文庫)

  • 作者: 村上 陽一郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/03/28
  • メディア: 文庫



2009-05-20 21:33  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
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