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空白の桶狭間 (加藤 廣) ★★★ [読書]

 「信長の棺」以来、読ませる歴史小説を連発している加藤さんの新作は、桶狭間の戦いはなかった!という衝撃のテーマ。 今川義元は馬鹿ではない。万全の態勢でいる義元をいかにして欺き、桶狭間という普通ありえない場所におびき出したか。”山の民”出身の木下藤吉郎の策略が、絶望的だった信長の運命を切り開く。いままでの歴史小説や通説に疑問を感じる部分を掘り下げ、著者ならではの解釈が面白い。
 読みながら、あれ、これは読んだことがあると思ったら、小説新潮に連載していたものなので、たまたまですが最後の方は既読してありました。

 市立図書館で借りました。
 

空白の桶狭間

空白の桶狭間

  • 作者: 加藤 廣
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/03/27
  • メディア: 単行本



2009-05-16 10:22  nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
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コメント 2

娘。

「桶狭間はなかった」って言われると吃驚だなぁ…!確かに桶狭間には色々疑問点があるような話は聞きますが。気になるのでそのうち読んでみたいと思います!
その前にまずは「信長の棺」ですが^^;
by 娘。 (2009-05-16 22:58) 

kage

びっくりだけど、読んでいくとなるほどと思わせられてしまいます。ありえないくらい奇跡の戦いだからねぇ。発想がすごいよね。信長の棺シリーズは必読だよ。
by kage (2009-05-17 00:11) 

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