ロボットの天才 (高橋 智隆) ★★★★ [読書]
表紙を見て、”この人、知ってる!”(正確には”見たことある!”)と思い手にとりましたが、お、おもしろい! 高橋さんを見たのは、「ロボカップ2008蘇州大会」です。ヒューマノイドリーグで活躍している場面です。私が見たのは”キッズサイズ”のリーグ決勝戦で残念ながら5連覇をドイツチームに阻まれてしまった試合でしたけど。延長戦の壮絶な試合でした。
しかし、凄いですね。立命館大学産業文化学部を卒業後、1年間予備校に通って京都大学工学部に進学。文系から理系というのは、いくらものづくりが小さい頃から好きだったとしても大変なことでしょうなぁ。
そして、「ひとりロボット工場」ですからね。ちょうど時代があっていたというか、あわせてしまったというか。ロボットに対する考え方も共感を覚えます。”目的型の発想”ではなく、もっと人間の本能的な感情に訴えかけるようなロボットが必要だということ。いいねぇ。
市立図書館で借りました
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