渾身 (川上 健一) ★★★ [読書]
隠岐の古典相撲を題材に、家族の絆を感じさせるお話です。
英明は寄方の正三役大関として、20年に一度行われる「隠岐古典相撲大会」に出場する。妻の多美子と手をつないで父を見るのは、先妻(多美子の亡き親友)の子である琴世(5歳)。それぞれの両親や多美子たちを支える人々、そして地域の人たちの古典相撲への思い。そんな中、結びの一番が始まる。。。
この小説は時間にすればたった数時間の出来事。しかもほとんどは英明のとる大一番で占められている(巨人の星みたい(笑))。でも、これが一気に読ませてしまうからすごいですよ。読み始めたら休めなくなりました。手に汗握る小説です。それに、琴世ちゃんがかわいいですよ。
市立図書館で借りました。
2007-09-26 07:56
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