桜庭一樹読書日記―少年になり、本を買うのだ。 (桜庭 一樹) ★★★ [読書]
文字通り、WEB掲載された桜庭さんの読書日記です。桜庭さんてこういう人なんだーと思うとともに、その読書量、登場する編集者さんたちの読書量にも驚かされます。
一人のとき(人と会わないとき)はお化粧もせずにジーパンなど、気心の知れた人に会うときはお化粧はするけどジーパンんど、正装はお化粧&スカートというのが桜庭さんのスタイル。東京(新宿)と鳥取(実家)をしょっちゅう往復しているようで、実家では「まりすけ」と呼ばれているとか、桜庭さんの日常も面白いのですが、編集者さんたちとの会話が羨ましいです。いつでも、本に関してあれやこれや喋っていられるというのがね。
古い本ばかり読んでいると新刊がよみたくなり、新刊ばかり読んでいると古い本も読みたくなる、というのも、うんわかるわかると思いながら読みました。やはりミステリーが多いし、知らない小説もいっぱい出てきたけどね。「本を買ってもらって日々の糧を得ているのだから、本に還元するのは、当たり前じゃ」といいながら本をたくさん購入する桜庭さんが、本当にとても羨ましいです。
市立図書館で借りました。
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