SSブログ

サニーサイドエッグ (荻原 浩) ★★★ [読書]

 萩原さんの新作は、「ハードボイルド・エッグ」の続編。最近イマイチだと思っていましたが、意外と面白い。
 あれから数年かな(といってもまだ開業以来3年半らしいが)、最上俊平はいまだペット探偵として活躍?している。和服の美女、長尾千春が依頼してきたロシアンブルー(猫)のリュウを探しはじめたところ、東亜開発といういかがわしい組織からの依頼もロシアンブルーだった、そして行きつけの店のマスター、Jから秘書を紹介されたが。。。
 予想されるストーリーでありながら、少しひねりをきかせ、笑いもとれる小説に仕上がっていると思います。「ハードボイルド・エッグ」よりも格段にいいのではないでしょうか。生意気な言い方だけど、こういうところが作家の成長というのかな。茜の使うアメリカンスラングが凄いね。ドラマ化必死だな。
 サニーサイドアップなら目玉焼きだけど、サニーサイドエッグって何だろう。日なたの卵?

 市立図書館で借りました。

サニーサイドエッグ (創元クライム・クラブ)

サニーサイドエッグ (創元クライム・クラブ)

  • 作者: 荻原 浩
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2007/08
  • メディア: 単行本


2007-09-29 15:24  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。