サニーサイドエッグ (荻原 浩) ★★★ [読書]
萩原さんの新作は、「ハードボイルド・エッグ」の続編。最近イマイチだと思っていましたが、意外と面白い。
あれから数年かな(といってもまだ開業以来3年半らしいが)、最上俊平はいまだペット探偵として活躍?している。和服の美女、長尾千春が依頼してきたロシアンブルー(猫)のリュウを探しはじめたところ、東亜開発といういかがわしい組織からの依頼もロシアンブルーだった、そして行きつけの店のマスター、Jから秘書を紹介されたが。。。
予想されるストーリーでありながら、少しひねりをきかせ、笑いもとれる小説に仕上がっていると思います。「ハードボイルド・エッグ」よりも格段にいいのではないでしょうか。生意気な言い方だけど、こういうところが作家の成長というのかな。茜の使うアメリカンスラングが凄いね。ドラマ化必死だな。
サニーサイドアップなら目玉焼きだけど、サニーサイドエッグって何だろう。日なたの卵?
市立図書館で借りました。
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