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四畳半神話大系 (森見 登美彦) ★★★★ [読書]

 いやー、これぞまさに森見ワールドです。「太陽の塔」に継ぐ第2作。
 四篇からなりますが、書き出しはすべて同じ。なぜか、というのはネタバレになっていしまいますけどね、四つ目が総集編みたいな部分もあります。いずれの話も”私”と唾棄すべき親友の”小津”、樋口師匠、羽貫さん、明石さん、城ヶ崎氏が登場します(”香織さん”も)。
 僕も学生時代は四畳半暮らしでしたけどね。京都ではなく東京でしたけど。京都のことはよくわからんのですが、森見さんの本を読んでいると、だんだん親しみが湧いてきます。京都は中学のときの修学旅行以来、あまりいいイメージはなかったのですが、今度ゆっくり出かけてみたくなりました。ちなみに、うちの娘は幕末をきっかけとした京都派ですので、やはり森見ワールドにはまっているようです。京都に住む場合でも、賀茂大橋の欄干には立たないようにしてほしいですが(笑)。

 市立図書館で借りました。

四畳半神話大系

四畳半神話大系

  • 作者: 森見 登美彦
  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 単行本


2007-07-21 03:42  nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
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コメント 2

chiro

私も京都のことはよくわかってないのですが、モリミ作品を読んでいると妙に身近な場所に感じられます。
私は古本市にぜひ行ってみたいです!

京都に住む場合には、橋の欄干にも気をつけなくてはいけませんが、蛾にも気をつけないと…(笑)。
by chiro (2007-09-11 09:31) 

kage

chiroさん、コメントをありがとうございます。
そうだ、蛾の大群がちょっと、というかだいぶ嫌ですね。でもホント京都に行って見たくなります(新幹線の広告もそう書いているし(笑))。
by kage (2007-09-19 00:23) 

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