スコーレNo.4 (宮下 奈都) ★★★ [読書]
図書館にもまだ入っていないし、タカシマヤの三省堂では品切れだし、見つけたらやはり面白そうなので買ってしまいました。
案の定、いけますよコレ。帯には「人生には、4つの小さな学校(スコーレ)がある。家族、恋愛、仕事、そしてー」と書かれていたので、スコーレとは学校のことだとわかりました(笑)。主人公の津川麻子の成長を通して4つのスコーレが描かれています。
No.1は中学生の麻子、No.2は高校生の麻子、No.3は就職したばかりの麻子、No.4は何かを見つけた麻子。麻子の土台は家族であり、家業である骨董屋なんだな。特に、一つ違いの可愛い妹である七葉(なのは)との関係が大事なものになっていると思う。読んでいて、とにかく麻子を応援したくなります。いやー、しかし茅野さん、かっこいい(笑)。やはりピアノ弾けるといいなぁ(そっちかー)
宮下奈都さんの作品は、どちらかといえば女性向けなのかもしれませんけど、人物が描けているからなのか誰が読んでもとても面白いんじゃないかと思います。はまってきました。
名古屋駅地下の三省堂書店で購入
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はじめまして。
私もこの本読みました。
コンプレックスとか執着とか自信・・・私は女性にオススメしたいです。
応援という意味よりは共感するという感覚ですね~。
by chiro (2007-03-19 09:55)
そうですか、共感かぁ。そのへんの微妙な感覚は違うんですね。
でも、こういう小説はすごく嬉しいですよ。
あ、はじめまして、どうぞよろしく。
by kage (2007-03-24 03:08)