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使命と魂のリミット (東野 圭吾) ★★★★ [読書]

 ヤバイです(注:若者用語法)。昼休みにクライマックスの部分を読んでいたら涙腺が。。。
 東野さんの小説は、実は「容疑者Xの献身」しか読んでいないのです。人が死ぬ話は好きでないのです(とかいいながら、国内外を問わずにたくさんミステリーを読んでいますが)。でもこれは手にとってみたら、たぶん僕の好みだと思ったので予約しておいたものです。
 研修医の氷室夕紀は帝都大学病院で、心臓血管外科の西園教授、元宮らのもとで忙しい研修医生活を過ごしている。アリマ自動車の島原社長の手術が行われることになったが、そのときを狙って、看護師の真瀬望の恋人である直井穣治は、何かをたくらんでいる。そして病院に脅迫状が送られてくる。夕紀の両親と西園の関係、穣治と島原の関係、警視庁の七尾は刑事の勘を働かせながら、事件に挑む。
 一気に読ませます。さすが東野圭吾!夕紀の亡くなった父・健介の言葉として登場する「人間というのは、その人にしか果たせない使命というものを持っているものなんだ」は、物語とともに深い味わいを感じさせてくれました。

市立図書館で借りました。

使命と魂のリミット

使命と魂のリミット

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2006/12/06
  • メディア: 単行本


2007-02-17 00:44  nice!(2)  コメント(3)  トラックバック(0) 
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コメント 3

こんにちは。
この本は読みたいんですけどなかなか図書館の予約が回ってきません。直木賞をとってからすごい人気になっていますね。
「使命と魂のリミット」なかなか面白そうですね~
by (2007-02-17 15:13) 

よろずや「M」

はじめまして。
これ、おもしろかったですよね。
じんわり感動です。
どこの図書館でも東野さんは人気が高く大変みたいです。
by よろずや「M」 (2007-02-17 16:28) 

kage

やすさん、よろずや「M」さん、nice!&コメントをありがとうございます。
ホント東野さんは人気のようですね。「赤い指」は予約しなかったのですが、200人以上も予約が入っているからすごいですよ。昔のものもいくつか読んでみたいと思いますね。お薦めがあれば教えてください。
by kage (2007-02-18 20:48) 

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