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哲学的な何か、あと科学とか (飲茶) ★★★★ [読書]

 面白そうだと思ったら、やっぱり面白かった。とにかくわかりやすいですね。
 ホームページに掲載しているコラムを加筆訂正してまとめたものとのこと。あとがきにもありますが、面白いから哲学にはまっちゃうんだそうです。「相対性理論」から「量子力学」まで、面白いネタが満載です。「科学」と「哲学」って、切り離せないものなんだなとも思いました。
 量子力学についても、いままでなんとなくわかっていたけどモヤモヤしていたものがスッキリしましたよ。科学的に観測できない現象をどう説明するかなんですよね。量子力学が科学に与えた革命的な影響は、「科学は、世界について、ホントウのことを知ることはできない」ということなんです。「ホントウのことがわからない」から、科学は「より便利なものを」という基準で理論を選ぶしかない。科学は「真理探究の学問」ではなく「道具主義的な学問」になったのです。詳しい内容は読んでみてください。手元において何度でも読み返したいなと思いました。ホームページも見てみようっと。

 市立図書館で借りました。 

哲学的な何か、あと科学とか

哲学的な何か、あと科学とか

  • 作者: 飲茶
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 2006/11/30
  • メディア: 単行本


2007-02-06 18:14  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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