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オロロ畑でつかまえて (荻原 浩) [読書]

 「明日の記憶」以来お気に入りの荻原さんの「小説すばる新人賞」受賞作品。”ユーモア小説の傑作”と書かれていましたが、ホント楽しくなりました。人口わずか300人の超過疎化にあえぐ日本の秘境・牛穴村の村おこしプロジェクト!倒産寸前の広告代理店と組んだこの作戦は見事に。。。
 牛穴村の言葉は村外の人間には通じないといわれるほどの特異な言い回しとアクセント。主な産物はオロロ豆、クモタケ、ゴンベ鳥など。設定もすごいが、そのあとの騒動も笑えます。騒動後もいろいろあるし、最後までそして一気に楽しませてくれます。やっぱりこの作家は力がありますねぇ。いつも人間の描き方がすごくいいと思います。これから、昔の作品をいろいろ読んでみようと思います。

出張中にふらっと、金山駅(名古屋)の本屋で買いました。

オロロ畑でつかまえて

オロロ畑でつかまえて

  • 作者: 荻原 浩
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2001/10
  • メディア: 文庫


2006-02-11 22:17  nice!(2)  コメント(4)  トラックバック(0) 
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コメント 4

ゾウ

この記事読んでるだけで
ワクワクしてきちゃうゾウ(●^o^●)
by ゾウ (2006-02-12 11:18) 

kage

ええ、ホント。下品な笑いではなく、ユーモアで笑える作品ですよ。
by kage (2006-02-13 07:39) 

heart_warming_place

kageさん
沢山のコメントありがとうございました。
お陰様で、とっても楽しい一日になりました (=^_^=)

カテゴリーの中でも一番記事の多い読書。
素晴らしいですね!
私は読書(と言えるかな?)を初めて、まだ十数年。
とっても遅咲き(?)です。
初めて読んだミステリー小説。『カッツェ・恐怖の誕生パーティー』
今は絶版になっているのですが、本当に面白かったです。
読まれたことあるかな?そのあとはダニエルスティールを読んでいました。

最近ではリリーフランキーさんの東京タワーをあっという間に読みました。
お母さんの手紙に泣けてしまいました。
まだでしたら、是非、是非(*^o^*)

私もkageさんのお薦め作品、少しずつ読み進めていきます♪
大学院も頑張ってくださいね!とっても励みになります。
by heart_warming_place (2006-02-14 11:01) 

kage

えっ、そのミステリー小説知らない!ダニエルスティールも。。。今度探します。
僕は、ジェフリー・アーチャー、ディック・フランシス、ピーター・ラウゼイなどのミステリーをよく読んでいました。ジョン・ル・カレなどのスパイもの、フォーサイスとかもね。いちばんお薦めの本は「リプレイ」なんですけど、これはまた別途紹介します。
「東京タワー」ねぇ、前も話題になったんだけど、まだです。そのうちに必ず。
本は読むのも楽しいし、本について語るのも楽しいですよね。どんどん楽しみましょう!
今夜は、大学の院生室からでした(またレポート作成中)。
by kage (2006-02-14 20:16) 

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