リトル ターン (ブルック・ニューマン) [読書]
五木寛之さんの訳で有名な本です。最初に読んだのは3年ほど前ですが、授業の中で先生が触れられたので、もう一度読んでみようかなと娘の本棚から手に取ってみました。
「リトル ターン」はコアジサシです。彼はなんだか訳のわからないままに、突然飛べなくなってしまったのです。思うがままに空を飛翔することはこの鳥の本質なのにもかかわらず、です。翼が傷ついたわけではありません。そして我々も何度かリトル ターンのような想いをしているはずです。僕は必ずしもこれとピッタリというわけではありませんでしたが、うちの息子は中学3年生のときにこの本に出会い、そのときの自分のもどかしさ、つらさと合い重ねて深く共感していました。
このお話は、その彼が失った大事なものをどのように取りもどすにいたったかの物語なのです。うーん、とうなる文章があります。飛べなくなって悩んでいる人への一冊です。
続編の「ロスト ターン」もありますが、こちらはまだ読んでいません。
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五木寛之さんの作品で一番初めに読んだのは「四季・奈津子」でしたね。
なつかしいです。
by 百合 (2006-01-18 15:12)
この本 うちにあるかも。。。 妹が読んでいたような。
探してみます!
by ゾウ (2006-01-18 20:53)
>百合さん
「四季・奈津子」は、たしか映画で評判になったような記憶が。
そういえば、五木さんの作品は何を読んだのだろうか記憶がない・・・。
>ゾウさん
結構みんな持っているんですよ。読んだら是非コメントお願いします!
by kage (2006-01-18 22:05)
まさか、私にこんなことが・・・!思いがけない出来事を経験したとき、「ゆうれいガニ」に出会えた人はラッキーですよね。
by いっぽ (2006-02-01 16:13)
>いっぽさん
コメントありがとうございます。「ゆうれいガニ」に出会えるのもラッキーだけど、「ゆうれいガニ」になれたらいいかな。
もしかしてあなたは・・・訪問させていただきまあーす!
by kage (2006-02-01 21:46)