2016年9月の読書 [読書]
今月は、結局3冊。
1 「静学スタイル」(井田 勝通) ★★★
名将井田さんの信念を記した著書。14日に講演会があるのでその前に。
世界に通用する日本代表選手を育てるため、すべてをサッカーに。サッカーの面白さをこどもたちに伝えようとする姿勢は、すべてに共通しますね。私は選手を育てるというより、サッカーファンを育てようと思ってやっていますが、共感する部分は多いです。
Amazonで購入。
2 「海の見える理髪店」(荻原 浩) ★★★★
直木賞受賞作。短編集。「海の見える理髪店」「いつか来た道」「遠くから来た手紙」「空は今日もスカイ」「時のない時計」「成人式」の6つの短編。
いずれも哀しみがある話でしみじみとさせられるが、表題作はやはり秀逸。「成人式」は涙腺を刺激されてしまう。
市立図書館で借りました。
3 「シャッター通りに陽が昇る」(広谷 鏡子) ★★★
タイトルが気になってだいぶ前に買ったのを、思い出して姫路往復で読みました。
香川県の架空の地方都市「さぬき亀山市」(間違いなく丸亀市がモデルだが、亀山市が三重県にあるので紛らわしいと思う)出身で東京で働いていた藤木英里子は、商店街でフルーツ屋を営んでいた父が病気に倒れたので戻ってきた。すっかり寂れた商店街をなんとかしようと。。。
商店街に魅力がなくなったから空き店舗も増え、後継者もいない。ではどうするか。魅力をつくってPRするしかない。まぁ、そんな簡単にはいかないと思う。
Amazonで買ったと思う。
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