SSブログ

2015年3月の読書 [読書]

今月は結局4つで5冊。
最近は歴史小説が多いなぁ。
有頂天家族はサイコー!
1 「影踏み鬼」(葉室 麟) ★★★★
  新撰組にいた篠原泰之進の話。伊東甲子太郎を慕って新撰組に入り、御陵衛士として伊東とともに新撰組を離れた篠原だが、伊東を殺され、幕臣と成り果てた近藤と土方を追う。そして、新撰組に入る直前に出会った萩野とその息子松之助。救われたラストでしたが。
  市立図書館で借りました。

2 「光秀の影武者」(矢的 竜) ★★★
  新聞の書評で気になったので読んでみた。浅井家重臣の磯野員昌は、その後信長の家臣となるが働き場を与えられず、光秀と意気投合する。
  話としては面白くスラスラ読めるし、光秀の敗因もよくわかる。ただ、何かが足りないような気もするんだよな。
  市立図書館で借りました。平成27年3月10日読了。

3 「有頂天家族 二代目の帰朝」(森見 登美彦) ★★★★★
  待望の第二部。待ち遠しかったし、読んでいて嬉しくてうれしくて。
  如意ヶ嶽薬師坊ニ代目が英国から帰ってきた。赤玉先生こと薬師坊、弁天との関係は。下鴨家、夷川家の確執は続くのか。そして金曜倶楽部の面々と、地獄から上がってきた天満屋。今回も阿呆の血がドタバタを引き越す。果たして矢一郎は偽右衛門に就任できるのだろうか。もうこれはたまりません。
  戸田書店静岡本店で購入。平成27年3月12日読了。

4・5 「サラバ!(上・下)」(西 加奈子) ★★★★
  最近の直木賞受賞作。読みにくくはないけど、最初は説明文的だなぁと思いながらボチボチ読んでいましたが、上の終わりごろから面白くなり、最終的には全部最初から読んだからこその面白さだなと思うほど。
  僕=圷 歩⇒今橋 歩は父親の仕事の関係でイラン生まれ。エジプトで小学生時代を過ごし、そこでコプト教徒のヤコブという親友と出会う。姉の貴子の言動に翻弄され、父母の離婚も経験。でも、「僕には、サラバがあった」。是非、読んでください。
  市立図書館で借りました。


2015-03-04 00:46  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 
2015年2月の読書2015年4月の読書 ブログトップ

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。