So-net無料ブログ作成

県庁おもてなし課 (有川 浩) ★★★★★ [読書]

 有川さんの新作は高知県が舞台!これは仕事の面でも大いに役に立ちますぞ。

 掛水史貴、25歳。発足したばかりの、高知県庁観光部おもてなし課の若手職員である。まずは「観光特使」という、どこでもやっていることから始めたのだが、メールでお願いしたうちの一人、高知県出身の作家、吉門喬介(よしかど きょうすけ)から、趣旨を電話で説明するようにメールが入る。電話をしてみると、吉門は気だるそうに「制度の実効性がわからない。高知県の個性をどう出すのか」という。何も考えていなかった掛水は答えられない。その後も、「34日間連絡なしだと、普通は話は流れたと思うよ」「民間感覚が欠けている」「あんたたち、自分の都合しか見えていないんだよ」と、投げやりではあるが郷土愛からの?発言を受ける掛水。それでも必死にくらいついて成長していく掛水。そして「パンダ誘致論」を調べたことをきっかけに明神多紀と知り合い、清遠和政を知る。そして、和政の娘、佐和も。
 実に面白い。面白いうえで、忘れてはいけない大事なことがいっぱい盛り込まれている。「効率の悪い仕事をしていないか」「県庁の自己満足に終わっていないか」「客はタダだったら何でも持って行ってくれるわけではない」「公のものだから競争がないっていうのは幻想だし甘え」。。。自戒すべし。

 戸田書店静岡店で購入

県庁おもてなし課

県庁おもてなし課

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/03/29
  • メディア: 単行本



2011-05-04 02:28  nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 1

sa-san

今頃ようやく読みました。仕事柄、胸にグサグサと突き刺さるエピソードが満載でしたが、とても面白かったです。
読み終わってからkageさんの評価を見たのですが、高評価で、何だかとてもうれしいです。
個人的には、仕事に行き詰った時にまた読み返したいな、と思いました。
by sa-san (2012-02-26 01:00) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

この広告は180日新規投稿のないブログに表示されます