Ｗ杯2010kage通信第10号（デンマーク！） [サッカー]
皆様
デンマークが勝ちました。同点に追いついたベントナーのゴールは、今大会、私のベストゴールです（いまのところ）。ロンメダールから見事なクロスが入り、走りこんでのゴールでした。ベントナー、もう少しで本調子でしょう。日本には脅威ですね。
日本対オランダ。かなりの視聴率だったのではないでしょうか。私は前半をBS-1、後半をＳＡＴＶで見ました（22時からBS-hiの「蒼穹の昴」を毎週録画しているので）。結果としては０－１は御の字ですが、後半の頭に日本が先にチャレンジしてもらいたかったなというのが正直な気持ちです。０－０の状態で前半を終え、後半の立ち上がりに、弱いと思われている方が集中的に攻撃をしかける、ということができれば、今後の日本のサッカーの発展につなげることができるのではないかと考えていました。０－１になってから攻撃をしかけるのは誰にでもできること。オランダは無理して攻めずに、失点をしないようにしながらチャンスをうかがうという状態になっていましたからね。そこで同点に追いつけなかったのは明らかな力の差。だけど、追加点を与えなかったのは日本の集中力、川島の気迫。第3戦をこのような状態で迎えられるなんて幸せなことです。
そして、開幕前グループリーグ予想はなんとか5割に回復しました（13/26）。
オランダ１－０日本
オーストラリア１－１ガーナ
デンマーク２－１カメルーン
Ｄ組
オーストラリアは頑張りました。先制したのに退場＆ＰＫで同点。勝点1でギリギリ次につなげることができました。ガーナはやはりスピードだけのような気がします。
これで、最終戦でドイツは勝てばＯＫ（得失点差があるので、おそらく1位）。もちろん、引き分けか負けでは敗退です。セルビアも勝てばＯＫです。オーストラリアも勝てばチャンスがありますが、他の試合の結果次第。最終戦は二つを同時に見ながらが面白そうです。
Ｅ組
オランダの決勝トーナメント進出とカメルーンの敗退が決まりました。カメルーンはなぜか日本戦を欠場した、中盤の要であるＡ・ソングが復帰し、エトーもＣＦのポジションに入り自由に動いており、見違えるチームになっていました。日本戦の敗戦がチームの空中分解ではなく、結束につながったようでした。デンマークのつまらないミス（デンマークはいつもやる。1986年も2002年もそれで敗退した）をついて先制し、そのあとも執拗な攻撃をしかけていました。最後のオランダ戦は消化し合いになってしまったので、両チームとも主力はお休みかもしれませんね。
デンマークは3点目を取るチャンスを逃すと、決して無理しませんでした。3戦目に引き分けでもいいようにするためにはあと1点が必要だったのですが、日本戦には勝てるからということでしょうか。そこに日本のつけいる隙があるかもしれませんけど。ＤＦのケアーが日本戦に出場停止となったのは、デンマークには痛いし、日本にはラッキーなことです。いずれにしても、日本が勝つか引き分ければ決勝トーナメントに進出、負ければデンマークが進出という緊張感のある試合が見れるだけでも楽しみです。
さて、本日の試合は、
まずは、スロバキア対パラグアイ。開幕前の予想はスロバキアの勝ちです。ただ、スロバキアは初戦は決定力が見られなかったので、心配です。スロバキアのＭＦハムシク（22歳）とＦＷシェスタークに注目しています。日本テレビ系とスカパーで生中継。キックオフは20：30です。
次はイタリア対ニュージーランド。これはどう考えてもイタリア。ただ、ニュージーランドも高さがあって粘るので、あまり点は取れないかもしれませんね。イタリアではＭＦモントリーボとデロッシに注目。ＮＨＫ総合とスカパーで生中継。キックオフは23：00です。
もうひとつ、ブラジル対コートジボワール27：30（21日の午前3時半、ＮＨＫ総合とスカパーで生中継）からあります。こちらはブラジルの勝ちを予想していますが、ドログバがいなくても好ゲームになると思います。コートジボワールが勝つためには本調子のドログバが必要ですので、引き分けなら大満足でしょう。
（ちなみに、予想はすべて開幕前のものです）
ではまた！
影山
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