床屋さんへちょっと (山本 幸久) ★★★★★ [読書]
最近好調ですよね、山本さん。今回も、軽い感じかなぁと読み始め、確かに軽く進むんだけど・・・。いいわぁ。
宍倉勲は、父が創業した製菓会社を継いだが、オイルショックもあり潰してしまう。苦労した末、繊維会社に就職して定年まで勤める。”天然”が入っている夫婦の一人娘、香の息子、つまり、孫の勇と墓の下見に行くことになった勲。そこは懐かしい場所だった。
時代を遡っていく連作短編集で描かれるのは、勲のこれまでの生きてきた証。読み進むうちに、気持ちが入っちゃいます。そして・・・。これ、心に残ります。
市立図書館で借りました。
2009-10-31 23:25
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