蘇州に着いた日 [雑記]
毎日ブログを更新するつもりが、早くも2日目にしてリタイヤでした。結構ハードに動き回っているので疲れ果てて、シャワーを浴びただけで寝ています。観光もしたいけど・・・。
蘇州駅をようやく出てみると（駅のホームは出口と入口が決まっていて、今回降りた場所からホームのはじまで歩いたので5分くらいかかった。。。）、駅前は人が多い。タクシーの行列もものすごいなぁと思って眺めていると、話しかけてくる人がいる。これはたぶん白タクだ。片言の日本語で話しかけてくるので適当に受け答えしているが、タクシーの列がなかなか進まないので、値段を聞くと30元だという。正規のタクシーに乗れば10元だよなぁと思いながらも、本当にヘトヘト状態だったので、30元＝約500円でもいいかぁと思って、なんとか旅行社というふうに書かれた車に乗る。別の安いホテルを紹介しようかとか観光に行かないかとしつこく誘われるが、それは断ってホテルに到着。
今回6泊するのは「楽郷飯店」（Lexiang Hotel＝ラーシャンホテルと発音するらしい）。non-smoking roomもＯＫ、インターネットもＯＫ。さらに6泊するのでＶＩＰ会員証みたいのをもらって、100元分の洗濯券がもらえた。これは嬉しい。いちおう英語が通じそうなフロント係も一人いたし、荷物も部屋まで運んでもらえたし、これは案外いいホテルかも。インターネットの楽天トラベルで予約したので、値段はかなりお得だし、繁華街の近くだし、世界遺産の庭園も自転車を借りてまわれるくらいの場所だからね。
部屋へ着いてとりあえずシャワーを浴びて着替える。もちろん部屋のなかはしっかり冷房が利いている。が、シャワーの温度が上がらない。困ったな（遅い時間に入ったときは問題なかった）。荷物を広げて、ＰＣメールをチェックして、着替えてとりあえず出発。行先は「蘇州博覧中心」。いわゆるメッセ会場です。ここで16日～20日まで「ロボカップ2008蘇州大会」と呼ばれる、自律型ロボットのサッカー世界大会が開催されます。
さて、ホテルのロビーでタクシーを頼むと、コンシェルジュ兼ポーターのような人が難しい顔をして外に出ていってしまう。しばらくたって戻ってくるとだめだという。no-taxiだと。フロント係を交えて話を聞くと、どうやら夕方5時～6時の間は、too busyのためタクシーを捉まえるのは大変困難だという。しょうがないから会場にいる事務局の人に予定より遅れる旨を連絡して、ホテルを出てぶらぶらしてみる。途中、2.5元のミネラルウォーターを買って飲みながら、しばらく歩いて広い通りへ出てみると、ここならタクシーを拾えそう。ただ、中国はどこへいっても車にはねられそうだし、自転車にもはねられそうなので、結構大変。でもなんとかタクシーを拾って会場に向かうことができた。中国のタクシーは大概の客は助手席に乗ります。シートベルトを締めようとすると、運転手は”いいよいいよ”といっているらしい。愛想良く何か話しかけてくるが、中国語はさっぱりわからない。結局、いったん郊外へ出て高速道路を少し使ってまわりこんで会場についたので33元もかかってしまった。たぶん、あれは”高速を使うけどいいか”というようなことを話しかけていたのだろう。時間的には思ったより早かったけどね。ちなみに、蘇州市は古くからの街の部分を「古街区」のような呼び名で開発を制限しているそうです。ここでは高層建築もだめで、高速道路も走らせない。この「古街区」をはさんで東に中国政府とシンガポール政府が共同開発した「工業園区」、西に蘇州市政府が独自に開発した「工業新区」があるそうです。今回のロボカップが開催されるのは「工業園区」の中です。
事務局の方と無事合流して（左と右を間違えたけど、いえ私ではありません）ＩＤをもらい（ＶＩＰ！）、会場を見学。開会前日の夜ですので、参加者はセットアップに忙しそうです。ロボカップ国際委員会事務局のメンバーと話をして、中国側の責任者の方と後日のアポをとって、この日は終わり。再びタクシーでホテルに戻りました（高速を使わないと26元でした）。そうだ、おなかがすいたぞと、近くをうろうろしたら中国式ファストフードの店があったので入ってみることに。「老娘なんとか？」という店で、英語ではold uncleと書いてある。わけがわからないけど、中国料理のセットを適当に頼むのだが、やはり全然通じない。レジの後ろの上のほうに掲げられている写真を指さして”あの6番のセット”というのですが、なかなかわかってもらえない。ようやく通じたと思ったけど、出てきたのは隣のセット（笑）。まぁ、いいやと思って食べたけど、結構おいしかったですよ。”豆腐花”というのがセットに必ず入っていますが、これがいいねぇ。温豆腐なんだけどね。16元でおなかいっぱいになったので、超市で飲み物を買って部屋に戻りました。
そうそう、帰った時にフロントの人たちに、ちゃんと会場へ行けたよーと紙袋を見せたら、”やったねー、Great！”と紙袋の中身まで点検されて、歓迎されました（笑）。
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