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4-2-3-1 サッカーを戦術から理解する (杉山 茂樹) ★★★★ [読書]

 こういう本はいままでなかったですね。システムを分析したもの。面白いですし、知っているつもりで知らなかったことがたくさんあったことに気付かされました。 大切なことは、”どういうサッカーをやりたいか”。はじめにシステムありきではないという当たり前のことをあらためてわからせてくれる。各国の監督のシステムとそれに潜む意図。歴代日本代表はどうだったのか。
 表題となっている”4-2-3-1”がいまの流行り。僕にとっては懐かしいシステム。はじめて少年サッカーの監督として6年生をみていたときに採用したシステム。もう10年近く前のことです。1998年フランスW杯のオランダ代表を意識したつもりはないけど、目の前にいるこどもたちを最大限に生かせるシステムを考えたらそうなっただけなんですね。少年サッカーはプロとは違いますから、監督の好みでシステムにあてはめるのではだめだと思っています。ただ、いろいろなところでサッカーをやっていく可能性があるこどもたちですから、一般的な4-4-2とか3-5-2がどんなものかは教えておきますけどね。
 理想はポジションのないサッカーです。うちのチーム、伝馬FCでは4年生になるまではポジションはありません。本当はもっと遅くまでそうしたいとも思いますが、こどもたちもポジションを覚えたいし、中学でもサッカーをやることを考えると、少しずつ教える必要があるのです。ただ、本当に理解できるようになるのは6年生くらいですし、固定はしないようにしているつもりです。
 今年の伝馬FC6年のこどもたちを考えると、4-1-4-1かなと思っているので、この夏休みはそれを基本にしていこうかなと思います。話がすれましたが、この本はサッカーにかかわる人は読んでおくべきですね。

 だいぶ前に購入したので、どこで買ったか忘れてしまった。。。

4-2-3-1―サッカーを戦術から理解する (光文社新書 343)

4-2-3-1―サッカーを戦術から理解する (光文社新書 343)

  • 作者: 杉山 茂樹
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 新書



2008-07-10 06:42  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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