今年の年次研究大会終了! [STS(科学技術社会論)]
2日間、科学技術社会論(STS)学会第6回年次研究大会に参加してきました。
今年の会場は東京工業大学(大岡山)でした。今週は、結石で苦しんだり、ノートパソコンが壊れたり散々で、土曜日の学会発表にパワーポイントが間に合うかどうかヒヤヒヤでした。金曜日に東京に到着してから、息子にノートパソコンを借りて、外付けCDドライブを買って(CDが壊れていた・・・)、パワーポイントをインストールしてから資料修正をして、何とかギリギリ間に合いました。発表内容は「地域の科学技術政策における”科学的合理性”の位置づけと政策立案者」となんやら偉そうですが、昨年の続きで静岡県の東海地震対策を取り上げています。来年は、今の仕事との絡みからテーマを選ぼうとも思います。
東京工業大学の前学長、相澤益男氏による記念講演は、日本の科学技術政策の歴史を振り替えり、かつ現在の政策内容でしたので、質問したくて手を上げていたのですが、時間切れで終わってしまいました。
一番最後のワークショップ「STS研究と政策研究(第2回)」も興味深い内容でしたが、やはり時間不足。STS研究でよく取り上げられる”市民参加型”の取り組み(コンセンサス会議など)が題材になっていましたが、STSで扱うならば、科学技術を取り扱うが故の固有の特性を分析する必要があるなどの指摘にはなるほどと思いました。
共通テーマ:学問
コメント 0