シカゴ育ち (スチュアート・ダイペック) ★★ [読書]
少しずつ読んでいたので時間がかかってしまいました。訳者が「いままで自分が訳したなかで最高の一冊」という帯に引かれて読みました。
ああ、アメリカの短編小説ってこんな感じだな。とっつきにくいのかわるいのかよくわかりませんが、シカゴの街を少しでも知っていればもっと楽しめるのは事実でしょう。シカゴがWindy City、風の街と呼ばれていることも知らなかったので、いまひとつピンと来なかったのですが、風が吹き抜ける街の風景とはこんな感じなのでしょうね。人のこころも。14編が収められていますが、短編とショートショートが交互に配置されています。「冬のショパン」と「熱い氷」が面白かったです。
2007-04-10 07:08
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