夏の足跡 (宮下 奈都) ★★★ [読書] [編集]
小説現代2005年12月号に載った短編。また宮下さんです。
海辺の旅館の子だけど、街の高校に通っている私(あっちゃん)のある夏の風景というのかな、過去の話も含めて、やはり何気ない日常の中のひとこまが描かれています。海水浴の監視員のバイをしている幼なじみの知くん(一つ上)に、あっちゃんの同級生がどうやら一目ぼれしたらしい。さて、あっちゃんはどう考えるのかな。海の子と街の子の微妙な、しかしはっきりとした違いも描かれていてとても面白かったですよ。
2007-03-16 22:21
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
共通テーマ:
本
コメント 0