アディダスVSプーマ もうひとつの代理戦争 (バーバラ・スミット) [読書]
アディダスとプーマが同じ家からスタートしているのは有名な話。兄弟の仲違いから別の道を歩んだわけだが、その経緯などを詳しくは知らなかった。
ドイツのダスラー家。ルドルフとアドルフの兄弟が始めた靴工場がそのスタート。でも今はダスラー家はどちらもオーナーではない。アディダスもプーマもかなり浮き沈みが激しかったんだね。全然知らなかったよ。スポーツビジネスの国際企業の興亡史としても面白いかも。ナイキやリーボック、コンバースなどの企業も登場します。僕の感覚では、プーマがそれほどアディダスに水をあけられていたとは知らなかった。我が国ではプーマも頑張ってたからね。日本サッカー協会がアディダスと長期契約に至った経緯なども書かれていて興味惹かれました。
ただ、ノンフクションとしても読ませるテクニックがあるわけでなく、本としては駄作かもね(翻訳の問題かもしれないけど)。主としてアディダスの歴史が描かれていますし、裏話もいっぱいなので興味のある人はどうぞ。あっ、アディダスは兄弟どっちかわかるよね!
市立図書館で借りた
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