スープ・オペラ (阿川 佐和子) [読書]
はっきりしていないということは、すっきりはしてないけどそれでいい場合もあるということなのだろうか。
ルイは生まれたときに母親と死に別れて、父親が預けたトバちゃん(叔母さん)に育てられた。いまは大学の事務をしている。あるときトバちゃんが出て行ってしまったが、その後同居人(男性2人)と三人での共同生活がはじまる。それでいろいろあるわけですけど、結局は何がなんだかはっきりしない。「誰もそんなにきっぱり生きていけないもんなんだよ」といわれると、確かにそうかなとも思うけど、「きっぱり生きるように」がんばりたいと思うのがいいような気もする。
キャラクターは三人以外もたくさん出てきて面白い。けど、やっぱりすっきりしない(笑)。それはそれでいいのかもしれないけど、本を読むことですっきりしなくなるのは、エンターテインメントではないような気もする。少なくとも、僕が小説に求めているものではないのだろうな。
市立図書館で借りた
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「百合は何でも頑張り過ぎる、時には昔はやったファジーでもいいことがあるんだよ」と言われたことがあります。
でも・・・私にはちょっと難しいことでした。
どこをどのようにファジーにすればいいのやら?
性格かしら?やはりきっぱりの方がいい感じが・・・・^^;
by 百合 (2006-04-15 23:25)
やはりきっぱりでいいと思いますよ。ファジーな人もいるということを許容さえしてあげれば。
僕は普段は割りとファジーなので、本の中くらいきっぱりと(笑)
by kage (2006-04-16 01:34)
ゾウも本は読んですっきりできるほうが いいなあ。
せっかく読んで すっきり きっぱりできないと
ストレスがたまっちゃうゾウ(ToT)/~~~
by ゾウ (2006-04-16 22:35)
そうだよねぇ。本を読んでいつもストレス発散させているんだから。
by kage (2006-04-18 08:05)