ハルカ・エイティ (姫野カオルコ) [読書]
直木賞候補になった、小野ハルカという81歳の女性の生き様を描いたノンフィクションっぽい作品です。予約してから1ヶ月以上待ちました。いやいやこれもなかなか面白い。
裕福とはいえなくても友達に恵まれた少女時代、そして軍人との結婚、優しい舅と姑、教員仲間、浮気相手たち。ハルカは”人”に恵まれている。その”人々”がしっかりと描かれているのがこの作品の魅力だと思う。夫とはしっかりとした絆で結ばれている。でも恋の経験がなく、恋にめざめるのが遅かったハルカ。ハルカは素敵だと思いますが、ホントにこういう人がいたの?って気もする。それに、「愛妻家でなければ浮気できない。愛妻家でなければ浮気する資格がない。」というのはわからない。浮気はしないけど、恋はするものだと僕は思う。
市立図書館で借りました
2006-02-24 23:47
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コメント(2)
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81年と言う歴史に重みがありますねえ。。。
でも (愛妻家でなければ浮気できない。)
これはゾウもわからないなあ。
by ゾウ (2006-02-27 02:59)
そうだよねぇ、わからないよねー。
でも、ハルカさんのお話はとっても面白いです。実際に作者のおばさんがモデルのようです。
さて、お雛さんも出したし、レポートも終わったのでもう少しブログ頑張りますから、またよろしくお願いします。
by kage (2006-02-27 16:03)