なぜ、緑のことを日本人は青と呼ぶのか [考え事]
このテーマで、以前友人とメールで話し合ったことがあります。
電子辞書(ジーニアス和英)で「青」を引いたら、”blue”と一緒に”green”も出てくるんですよ!
ほかの人にもいろいろ意見を聞いたりしました。それらをまとめると・・・
青も緑も安全や安心の色。青い海を見ても、青い空を見ても、森林を見ても(特に冬から春が訪れた新緑、すなわち青々とした緑)、人々はそこに安堵を見い出す。大自然の穏やかな時を総称及び混同した色が青。安心や安全、安堵を表すものはそれがたとえ緑色でも青と言う慣習ができあがったのではないだろうか。
信号機の”青”はどうみても”緑”。オーストラリアでは”green”と呼んでいるそうです。この信号の色を決めているのは「国際照明委員会(CIE)」という組織で、日本も加盟しています。CIEで規定している信号の色は赤・緑・黄・白・青の5色で、それぞれ色度の範囲や光度等が決められている。
そのうち交通信号に使われている色は、赤・緑・黄の3色。外国の緑信号は真緑色、日本ではどちらかというと青緑色。日本も元々は緑色で、法律上も「緑信号」だったが、みんなが「青信号」と呼ぶために、昭和22年からは法律上でも「青信号」と改められた。日本人が緑を青と呼ぶからというよりむしろ色弱者に配慮して、できるだけ青に近づけてるらしい。
さてさてあなたはどう思いますか?
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