死神の精度(伊坂幸太郎) [読書]
連作短編集ですが、これは面白い。前作「グラスホッパー」とは全然趣向の違う作品です。
死神である私(千葉)が、選ばれたさまざまなタイプの人々を調査し、「可」か「見送り」か報告する。そのやりとりが自然とユーモラスであり、死神がミュージック好きというのも秀逸な設定だと思う。
短編だが、全部読んで一つの作品という感じである。
是非お薦めします。
文芸春秋、2005年
市立図書館
2005-09-25 11:18
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