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ふがいない僕は空を見た (窪 美澄) ★★ [読書]

 妊娠や出産をテーマにした連作短編集。本屋大賞の候補になっているので読んでみました。


「ミクマリ」…助産院の子であるオレ(斉藤)は主婦のあんずとコスプレで不倫を。
「世界ヲ覆フ蜘蛛ノ糸」…あんずは結婚しても子供が出来ない。
夫婦ともに原因があるらしいが、義母は体外受精など様々なことを試すようにいってくる。そして、斉藤くんとの不倫がばれて。。。
「2035年のオーガズム」…あたし(松本七菜)は、斉藤くんが好き。ともだちのあくつちゃんは、斉藤くんのコスプレ写真を教えてくれたが。
「セイタカアワダチソウの空」…ぼく(福田良太)は、”団地の子”。あだなは”セイタカ”。
コンビニのバイトの先輩、田岡に勉強を教わっている。同じ環境のあくつと親友の斉藤のコスプレ写真をばらまく。
「花粉・受粉」…助産師の私は、一人で卓巳を育てているが不安だらけ。

 最初は、なんだこれはと思いました。我慢して読みすすんだら、最後はいい話になってきた。

 市立図書館で借りました。

ふがいない僕は空を見た

ふがいない僕は空を見た

  • 作者: 窪 美澄
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/07
  • メディア: 単行本



2011-03-15 03:28  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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