Ｗ杯2010kage通信第26号（ドイツ自滅） [サッカー]
皆様
準決勝の2試合目はちょっと残念な内容でした。ドイツは疲れがあったのかもしれませんが、スペインを警戒するあまり前線からのプレスもなく、バイタルエリアだけしっかり守るという、あまりにも守備的な戦い方であり、ボールを奪ったときの押し上げが全然ありませんでした。スペインが勝ったというより、ドイツが自滅した試合という印象です。
スペイン１－０ドイツ
前半はスペインが圧倒的にボールを支配していたものの、決定的なチャンスはほとんどなく、眠くなるような試合で０－０。後半は少し面白くなり、スペインが何度か決定機を迎え、ＣＫからプジョルのヘッドで先制。その後スペインは守りに入りカウンター狙い、ドイツはようやく全力で攻めに来ましたが残り時間が少なくそのままタイムアップ。
ただ、スペインは決して調子が上がっているとは思えません。守備の意識は高くて悪くないようでしたが、ドイツのプレスが少なかったせいですし、パスも回していても決定的なチャンスにつなげられる回数はとても少なかったです。
ドイツはここで初めて優勝を意識してしまったのかもしれませんね。経験豊富なバラックの不在がここで響いたというところです。積極的にいって負けたときに比べて、とても残念な気持ちが選手にもスタッフにも残ったことでしょう。ドイツはシュバインシュタイガー一人が奮闘していた試合という印象です。
同じ結果だとしても、お互いがもっと積極的に戦って、クローゼかビジャが得点をとるという試合にならなかったのが残念でたまりません。
さて、残すは3位決定戦と決勝戦だけになりました。
3位決定戦
7月10日（土）
27：30～ ウルグアイ対ドイツ（スカパー）
決勝戦
7月10日（土）
27：30～ オランダ対スペイン（ＮＨＫ総合、スカパー）
個人的には決勝戦はイマイチの組合せですね。準決勝をみただけで判断するとオランダかなぁ。まぁ、決勝戦というのは勝たなければ意味がないといわれますし、1か月の長丁場を戦い抜いた余力をどれだけ出せるかということで、あまり面白い試合になることはありません。ちょっとしたミスで試合が決まってしまいます。試合を楽しみというより”ワールドカップというお祭り”のフィナーレを皆で感じ合うというところかな。
ではまた！
影山
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