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盤上のアルファ (塩田 武士) ★★★ [読書]

 これは確か日経夕刊の書評で読みたくなった。塩田さんはこれがデビュー作とのこと。

 新聞記者の秋葉隼介は事件記者から左遷されて文化部へ。やむなく将棋のタイトル戦の運営をして記事を書く。アマチュア将棋のチャンピオンの真田信繁は、いまさらながら奨励会三段編入からのプロを目指すことにするが、喫茶店のバイトがクビになり、家賃を滞納していたアパートからも追い出され、小料理屋「水明」で知り合った秋葉のところにやってくる。なぜか、「水明」を経営する静も含め三人で、真田のプロ棋士を目指した共同生活が始まる。。。
 真剣師なども登場し、将棋の世界も面白いようです。読みごたえある小説でした。

 面白いですよ。

 市立図書館で借りました。

盤上のアルファ

盤上のアルファ

  • 作者: 塩田 武士
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/01/06
  • メディア: 単行本



2011-03-01 22:04  nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
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コメント 1

篤子

新聞記者だった経歴を生かしてますね。

盤上のアルファ を書いた塩田さんって、もと新聞記者。
だからその経験が生きてるみたいですね。
新作「女神のタクト」は、音楽にスポットを当てて、
ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番なんて、
珍しい曲を取り上げましたけど、
いわゆるドタバタでノリ良くたのしい作品でした。

なんでこんな作品を書けるんでしょ、って思ってたら、
塩田さんを解説してるサイトがありました。
http://www.birthday-energy.co.jp

今後は何を出しても売れるようになってくそうです。
これからも気になる存在になりそう。

by 篤子 (2011-12-18 22:27) 

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