天地明察 (冲方 丁) ★★★★ [読書]
今年の本屋大賞受賞作。ダヴィンチでもプラチナ本として紹介されていたので予約したと思う。冲方さんの小説は初めてです。読み始めるまで時代小説だとは知らなかった。。。
主人公は、二代目安井算哲。またの名を保井算哲、渋川春海。本因坊家などと並ぶ囲碁方4家の一つ、安井家に生まれ、囲碁方を務めつつ、算術や暦などにも若くして通じる。彼が初の国産暦=貞享暦をつくり、認められるまでを、会津藩主 保科正之、大老 酒井忠清、水戸光圀、北極出地観測隊の建部昌明、伊藤重孝、算術の遺題を一瞥即解する関孝和、磯村塾の村瀬義益、えん、会津藩の安藤有益、神道の山崎闇斎など多くの人物との交流とともに描かれていく。もちろん紆余曲折ばかりですが、それぞれの人柄が丁寧に描かれている”屋優しい”作品だと思います。
市立図書館で借りました。
2010-05-04 10:07
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
共通テーマ:本
共通テーマ:本
コメント 0