小太郎の左腕 (和田 竜) ★★★★ [読書]
「のぼうの城」「忍びの国」に続く和田さんの三作目。今回も戦国時代だけど、あまり知られていない場所が舞台です。これも面白い。
戸沢家を盟主に抱く林半右衛門は、負け戦の殿をつとめ、山中を通って帰る途中、要蔵と小太郎に助けられる。「鉄砲試合」に参加したいという11歳とは思えない体格の小太郎との約束を果してやった半右衛門は、左構えの銃を手にした小太郎の凄さを知る。これが、この後の半右衛門と小太郎たちの運命を変えていく・・・。
雑賀衆だった要蔵と小太郎、半右衛門の養育係であり、いまも従う藤田三十郎、そして好敵手、児玉家の花房喜兵衛。読み応えあります。
市立図書館で借りました。
2009-12-16 01:40
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