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第138回芥川賞と直木賞の予想 [雑記]

 今回の直木賞候補は予想外が多かったですね。
 1月4日からそろそろ候補作の発表だろうとニュースを注目していましたが、7日の朝から芥川賞と直木賞の候補の報道が解禁となり、結構驚かされました。

 芥川賞。予想されたとおり、文学界12月号から2作品が候補になりましたが、他はよくわからないので、。この1週間で候補の7作品を読んでみました。僕の好みからいえば、「カソウスキの行方」がダントツに面白いと思います。あとは迫力という点で「ワンちゃん」、惜しい!という感じが「空で歌う」。他は、ちょっと。。。(「カツラ美容室別室」、「小銭をかぞえる」)。特に「切れた鎖」や「乳と卵」は勘弁してほしいというところです。それでも、芥川賞というのはいつも変った作品、読みにくい作品を選ぶ傾向がありますからね。でも、今回の予想は、期待を込めて◎「カソウスキの行方」にしておきます。〇は「ワンちゃん」、▲は気に入らないけど「切れた鎖」、△に「空で歌う」。

 直木賞。こちらの驚きは大本命と思っていた、伊坂さんの「ゴールデンスランバー」が候補作に入っていないこと。昨年の「夜は短し歩けよ乙女」の例もあるので、11月30日発行だし、次回の候補作という可能性がありますけどね。ポジティブに考えれば、桜庭さんの「私の男」との競合を避けたのかもしれませんが、これから5月までにどんな名作が出てくるかわからないのだし、よくわからないよ。
 ということで、本命は文句なく「私の男」でしょう。実は他の候補作は未読です(笑)。「敵影」は年末から積んであって、いま読んでいる最中ですが、「ベーコン」の井上さん以外は、えっ、いまさら候補ですかーという人ばかりですよねぇ。特に「警官の血」は昨年のベストミステリとも呼ばれる作品なので、あとでじっくり読もうと思っていましたが、まさかいまさら佐々木さんが候補になるなんて思いもしませんでした。「約束の地で」「悪果」も。
 というわけで、あとの本を読んでみて予想が変わるようなら、このブログに追加で書いていこうと思っています。

《1月22日追記》
直木賞は大本命が予想通りでしたね。芥川賞は、やっぱりよくわかりません。。。


2008-01-13 15:48  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
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