敵影 (古処 誠二) ★★★ [読書]
読もう読もうと思っていて先延ばしにしていた、古処さんの新作(まだ一応)です。いつもながら、読ませますね。
戦争終盤、沖縄で負傷した義宗は、米軍の捕虜収容所で終戦を迎えた。収容所内での日本人捕虜同士の複雑な感情、その中で、負傷時に看護してくれた女学生ミヨを探す義宗。終戦後も立てこもる日本人兵の説得にも駆り出される。
古処さんの小説は、以前のミステリーものから現在の戦争ものまで、いつも本当に読みがいがありますよ。今回の直木賞は微妙ですが、いつかはとってくれることでしょう。
市立図書館で借りました。
2008-01-14 17:25
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