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バッテリー ★★★ [映画]

 学年末テスト最終日を翌日に控えた娘の代わりに、試写会に行ってきました。
 特に観たいとも思っていなかったので期待していなかったのですが、意外と面白かったです。結構笑える場面も多いし、スクリーンに合わせてニヤニヤしてしまったり、突然涙腺が刺激されたりね。
 原作を全然知らないのだけど、中学1年生でメチャメチャ速い球(150kmとか?)を投げるという設定は現実離れしているような気がしましたけどね。1箇所だけ気になったのが、「野球はやらせてもらうものではなくて、自分でやるもの」というセリフ。オイオイ、何様だよ。自分でやりたいからやるものだけど、やらせてもらうものでもあるだろ。やらせてもらえる環境にあること、たとえそれが自分の努力で勝ち取った環境であったとしても、やはりやらせてもらっているという気持ちは大切だと思います。このセリフ以外はバッチリOKの映画でした。10日から公開ですよ。
 そうそう、エンドロールを見ていたら、キャストのところに「浅野先生 あさのあつこ」って。えっ、そこの出てたんだよーと思ったけど、考えてみたら自分はあさのあつこさんの顔を知らなかった(笑)。あさのあつこさんの本も、一つも読んだことないんですけどね。
 試写会が始まる前に、滝田監督と林くん(主役)の挨拶がありましたよ。林くんは若々しいし(当たり前!)、監督はなかなかいい人っぽかったです。


2007-03-09 00:24  nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 
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コメント 4

友人K

(主に親に)大学に行かせてもらっているという感覚も、働いていない学生さんには必要ですよね。授業料免除制度をまるで権利のように主張する学生が身の回りに相当数いるのだけど、授業料を払えないなら学校辞めて働いたらいいんじゃないかと言いたくなります。言えないけど。まあ、私も働かせてもらっているのかも知れませんが…。
by 友人K (2007-03-10 13:09) 

娘

くそぅ、羨ましいな試写会・・!!
明日から旅立ちます娘です。
「バッテリー」においては、巧君の、そういうちょっと傲慢な感覚が結構物語のポイントだと思うんだけどなー。映画は観てないからそっちでどう表現されてるんだかわからないけど、原作ではあの表現は、もちろん読んでて「おいおい」とは思うけど、原田巧っていうキャラクターを創る上で重要になっていて、寧ろ作品の面白さをプラスしているように思います。周りの(どちらかというと反目する)キャラクターたちの感覚が、読者の感覚を担ってるからね。巧君は主人公だけど、始めっから非現実的な存在なの。
・・・というわけで、原作を読んでみてくださいな。笑 私もまだ最後まで読んでないのだけれど。
映画も観たいです。帰ってきたら行こうかな・・。
by 娘 (2007-03-10 23:58) 

kage

友人Kさん、久しぶり!
学生さん相手にいつもお疲れさまです。何にでも謙虚な姿勢があると嬉しいですよねぇ。
by kage (2007-03-15 06:51) 

kage

今ごろはタスマニアで楽しんでいる(兼ハードなスケジュールに苦しんでいる?)娘へ。たしかに、あの傲慢さがなければ話が成り立たなくなってしまうのかもしれませんね。みんないい子ばかりじゃあねぇ。なんだよあいつという感覚を観ている人に与えるというのは、むしろよく出来ている作品ということなんだろうね。まぁ、でもホント、意外に楽しめたよ。帰ってきたら観てね。
by kage (2007-03-15 06:55) 

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