続・出会いを大切に～記憶 [考え事]
『出会いを大切に』http://blog.so-net.ne.jp/kagesan1/2005-11-07というタイトルで書いたときには忘れていたけど、「パイロットフィッシュ」（大崎善生）を読んだときのことをふと思い出します。
「一度出会ってしまった人とは、別れることはできない。なぜなら心の中に深い記憶の湖が
あって、出会った人の記憶は湖の底に沈んでいるから」
- 作者: 大崎 善生
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/03/25
- メディア: 文庫
大崎さんの小説は、一見ドロドロしてそうなのに、結構心地よいですよね。
以前、友人にこの本の話をしたときに、「モノはなくなっても、記憶はなくならないんです。それが便利なときもあるし、不自由に感じることもあるんです。記憶って不思議ですね。」と返事をもらったことがあります。ホントにそうだと思いました。憶えていないようで憶えているというか、意識していないのに出てくる。出会った人の影響って必ずどこかにあるんだよね。反面教師の場合も含めてだけどさ。
2005-11-19 00:33
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